みらいの郵便局、始動!Vol.3 「みらいの郵便局」実現に向けた実証実験、ついに本格スタート!
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日本郵政グループ中期経営計画「JPビジョン2025」で示した、リアルの郵便局ネットワークとデジタルとの融合。このリアルとデジタルの融合によりお客さまの体験価値を徹底的に高める郵便局を「みらいの郵便局」と位置付け、その実現に向けた取り組みを進めています。
その一つとして、今年4月に、日本郵政グループの本社がある大手町プレイス1階の大手町郵便局を「DX実証実験郵便局」とするプロジェクトが始動。大手町郵便局のレイアウト工事完了に伴い、デジタルとリアルの両面からの実証実験を本格スタートします。
「みらいの郵便局」では、デジタルテクノロジーも活用し、現在お客さまが感じているであろう、郵便局のサービスについての不便・不満・不安を解消し、さらに新しい期待をつくっていきます。
その実現に向けて「"送る・受け取る"をスマートに」、「"金融の手続き"をスマートに」、「"相談"をもっと身近に」、「"贈る・買う"をもっと楽しく」の 4 つの体験を軸に、お客さまのニーズに合った施策を順次実施していきます。
デジタル面の取り組み ~さまざまなデジタル機器を導入し、お客さまの体験価値を高める~
●混雑状況をスマホ・PCから確認できる「デジタル発券機」
【提供する体験】「"送る・受け取る"をスマートに」
・スマホ・PCから、日本郵便株式会社のWebサイトにて、事前に郵便局の混雑状況や待ち組数を確認できます。
・今後は、ネットから、事前に番号札の発券やお手続きの予約ができるサービスを目指します。
●窓口に並ばずに、お客さまご自身で差し出し&販売品を購入できる「セルフ差出&セルフレジ端末」
【提供する体験】「"送る・受け取る"をスマートに」
・窓口に並ぶことなく、お客さまご自身で、郵便物を計測して差し出したり、販売品(レターパック・物販商品等)を購入したりすることできます。
・今後は、デジタルテクノロジーを活用し、利用されるお客さまが、より簡単でスムーズにご利用いただけるシステムを目指します。
●いつでも自分で調べたいことを調べることができる「窓口ロビー用タブレット」
【提供する体験】「"送る・受け取る"をスマートに」、「"金融の手続き"をスマートに」
・郵便局において社員がお近くにいない場合でも、お客さまご自身で郵便番号、料金、お届け日数を調べることができます。また、内国郵便約款、ゆうパック約款などの閲覧も可能です。
・今後は、郵便局窓口の掲示物を電子化することで、ペーパレスの推進とクリアなレイアウトの実現を目指します。また、お客さまがご活用いただける機能を充実し、郵便局で快適に過ごしていただける環境づくりを目指します。
リアル面での取り組み ~お客さまのニーズに応じた空間づくりにより、お客さまの体験価値を高める~
●待ち時間をより快適に過ごし、新しい購買体験ができるLounge(待合スペース)
【提供する体験】「"贈る・買う"をもっと楽しく」
・木目調の壁や暖色の照明を用い、お客さまにとって、ぬくもりを感じられる、居心地のよい空間を提供します。
・リラックスできる空間のなかで、"贈る・買う"の新しい購買体験ができ、待ち時間に新しい気づきに出会える、お客さま体験の提供を目指しています。
●金融サービス等の相談がもっと身近になるLife Counseling(相談ブース)
【提供する体験】「"相談"をもっと身近に」
・「リモート相談ブース(個人用)」では、金融サービスに関する相談がリモートで快適にできる環境を、「相談ブース」では、金融サービスに関する相談がもっと気軽に、かつ分かりやすいものとなるよう、PCやタブレットの画面を共有しながら、サービスのご案内ができる環境を整備し、順次、ご利用開始いたします。
・今後は、金融サービスのみならず、お客さまの生活や人生プランに関する相談をリモートで専門家とつなぐサービスを提供できる環境を目指します。