【のぞき見郵便局】今年もサンタクロースが郵便局を視察する季節になりました
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毎年クリスマスが近づくと、子どもたちの心はサンタクロースへの期待でいっぱい。
配達のチャイムが鳴るたびに、「サンタさんかも! 」とワクワクしながら玄関まで飛び出していく子もきっといるはずです。
でも、待望のクリスマスプレゼントを届けてくれたのが郵便局の人だったら......。
※この記事は、クリスマスプレゼントを待ち望む子どもたちから「なんでサンタさんじゃないの?」と聞かれたとき専用の記事です。サンタクロースと暮らす素敵な世界を子どもたちといっしょにお楽しみください。
「衝撃! サンタさんじゃなくて、郵便局の人が⁉ 」
玄関チャイムの音:ピンポーン
「あ! サンタさんだ! 」
チャイムを聞いたとたん、子どもたちは玄関へまっしぐら!
しかし、そこに立っていたのは郵便局の人だった......。
「え、どうしてサンタさんじゃないの......? サンタさんは?? 」
こんな思いをさせて申し訳ありません。
実は郵便局は長い間ずっと、サンタクロースのお手伝いをしているんです。
街中のあちこちにあるポストが赤い色をしているのがその証拠です。
最近よく見かける配達の電気自動車(EV)なども赤いきれいなサンタクロース色をしています。
今日は特別にその様子をのぞいてみましょう!
郵便局に、サンタクロースがやってきました
音声:3番の番号札をお持ちのお客さま、9番の窓口へお越しください
たくさんのゆうパックの箱に囲まれたサンタクロースが窓口へと向かいます。
サンタクロース:今年も子どもたちへよろしくお願いしますよ。
郵便局社員:わかりました! 今年も取扱注意で大切にお届けします。
サンタクロースと郵便局社員の朝礼
集配事務室に集まった社員はサンタクロースとの朝礼に参加します。
サンタクロース:今年もたくさんの子どもたちに夢を届ける大事な時期がやってきました。笑顔と真心を込めて、日本中に幸せを運ぼう!
そして配達の心構えを唱和します。
サンタクロース:「1にCarefully(慎重に)、2にCarefully(注意深く)」
郵便局社員たち:「1にCarefully 、2にCarefully」
郵便局社員たち:「安全最優先の業務を実践し、事故・災害を根絶しよう! ヨシ‼ 」
サンタクロース:「さあ行こ〜う! 」
配達の心構えを唱和した後は、仕分け作業をしている社員がサンタクロースのチェックを受けます。
サンタクロース:いいかい。仕分けはとても大事なんだ。プレゼントを楽しみにしている子どもたちのもとにしっかり届けられるように正確に頼むよ。君たちの頑張りが、クリスマスを最高の一日にするんだ。
郵便局社員:はい、しっかり住所を確認します!
サンタクロースからの励ましの言葉を受けて、社員たちはいきいきと仕分け作業に取り組みました。
荷物の積み込みをチェックするサンタクロース
次にサンタクロースが向かったのは、郵便車両が並ぶ発着口。
サンタクロース自らも荷物を積み込みます。
サンタクロース:配達の郵便車両は僕にとってのトナカイ。だからトナカイだと思って愛情をもって接してほしい。
サンタクロース:Good Luck.
郵便局社員:Yes, Boss.
たくさんのプレゼントを載せた赤い郵便車両を見送ったばかりのサンタクロースは、次に出発する隣の車両に乗り込みました。
郵便局社員:すみません、ちょっと狭くて。
サンタクロース:全然全然。
郵便局社員:EV車両だからより静かに運べると思います。
サンタクロース:助かるね!
赤い郵便車両に身を隠したサンタクロースは、みなさんのご自宅への配達にお邪魔します。
でもすべての郵便車両に乗車しているわけではないので、見られたらラッキーです。
プレゼントが届いた瞬間。きっと、サンタクロースが見守っている
社員がお届け先のインターホンを鳴らすと、サンタクロースは息をひそめながら見守ります。
そして扉が開き、プレゼントが手渡されると、家のなかから「やったー! 」という子どもたちの元気な声がサンタクロースの耳に届きました。
サンタクロース:ふふふ、この瞬間が最高なんだ......!
車両に戻った社員に、サンタクロースは小さく親指を立ててウインクをしました。
サンタクロース:すばらしい仕事だったよ。さぁ、次の配達先へ向かおう!
今年もサンタクロースと郵便局が手を取り合い、子どもたちに笑顔と夢を届けるお手伝いをしています。
だから、クリスマスプレゼントを郵便局社員が届けても心配しないでください。
その向こうにはサンタクロースがいて見守っていますし、すべての贈り物は、サンタクロースからしっかり預かっているものです。
それに、サンタクロースがこっそりのぞいているかもしれませんよ。
それでは、メリー・クリスマス!
郵便局がなぜサンタクロースと同じ「赤い色」をしているのか......実は、こういう理由だからかもしれません。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。
※この記事はフィクションの設定でお送りしました。ですが、大切なプレゼントをお客さまに届ける郵便局社員たちの真摯な姿勢や、サンタクロースが象徴する"届ける喜び"を通じて、みなさんに少しでも楽しいクリスマスをお届けすることができればうれしく思います。