新たに日本郵政グループ女子陸上部に加入した、期待の新人2名に直撃インタビュー!

新たに日本郵政グループ女子陸上部に加入した、期待の新人2名に直撃インタビュー!

INDEX

2024年、創部10周年という記念の年にクイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝競走大会)で4度目の優勝を飾った日本郵政グループ女子陸上部・POSTIES(ポスティーズ)。チーム力が問われる駅伝で結果を残すとともに、個人競技でも日本内外で活躍する選手を多数輩出しています。そんな女子陸上部に、今年も新たな仲間が加わりました。

小暮 真緒(こぐれ まお)選手

小暮 真緒(こぐれ まお)選手

埼玉県出身。順天堂大学卒業。
中学校から本格的に陸上競技を始める。
関東学生陸上競技対校選手権大会では、1500mと5000mの両種目で大学2年次は2位、4年次は3位の好成績を残した。
4年次には駅伝主将も務めた。

谷本 七星(たにもと ななせ)選手

谷本 七星(たにもと ななせ)選手

広島県出身。名城大学卒業。
幼少期から陸上競技に親しみ、中学校から本格的に陸上競技を始める。
名城大学では全日本大学女子駅伝で3連覇を達成し、個人でも3年連続区間賞の功績を樹立。
4年次にはキャプテンも務めた。

きっかけは市民大会。幼少期から走ることが好きだった二人

――お二人それぞれ、陸上競技を始めたきっかけについて教えていただけますか。

小暮:小学生のころから長距離を走ることに興味があって、持久走も得意でした。小学5年生のときに初めて陸上の市民大会に出て、「陸上競技って面白いな」と思った記憶があります。市民大会を通じて、もっとしっかり長距離走に取り組んでみたいという気持ちが芽生えて、中学校の部活動から本格的に始めました。

谷本:私は、物心ついたころから市民マラソン大会に出ていたんです。父がトライアスロンを趣味にしているので、その影響もあり気が付いたら走っていましたね。保育園のころには5kmのロードレースを走っていて、周囲からはスパルタ家族だと思われていたみたいです(笑)。

左から)谷本 七星選手、小暮 真緒選手

「練習の質も意識も高い」日本郵政グループ女子陸上部を選んだ理由

――この4月から日本郵政グループに入社し、女子陸上部に入りました。入部する以前は、チームについて、どのようなイメージを持っていましたか?

谷本:「安定して結果を残し続けているチーム」という印象です。昨年のクイーンズ駅伝での優勝も見ていましたが、常に上位に食い込んでいるという実績は本当にすごいですよね。練習以外の部分でも意識を高く持っていないと、常にこういう結果はついてこないと思います。

小暮:「常に優勝争いをしているレベルの高いチーム」ですね。入社前に合宿に参加させていただいたのですが、練習の質が高かったという印象が残っています。サーキットトレーニングでは今までやったことのないメニューもあり、驚きもありました。

――入部に至るまでの経緯や、決断した決め手などもあれば教えてください。

小暮:大学3年生のときに髙橋監督と直接お会いする機会がありました。その後、練習や寮の見学をさせていただいたのですが、練習は緊張感が漂うピリッとした雰囲気で、でも練習以外ではとても明るくて話しやすい方ばかりで。自然とこのチームで日本一を狙いたいと思うようになりました。

谷本:監督とお話ししたときに「信頼できる方だな」という印象を持ちました。選手に向き合っている姿にも誠実さを感じました。寮を見学させていただいたときも、チームの雰囲気が良くて、和気あいあいとしているのが良いなと思い、その場で入部を決断しました。

新たな環境での生活と練習に日々奮闘

――すでに練習にも参加されています。大学時代と比べて、いかがですか?

小暮:走る量が全然違います。大学では1日かけて走っていた距離を朝練習だけでこなしちゃう日もあるような感じです(笑)。

谷本:私はトレーニングメニューの豊富さに驚きました。大学ではマットを敷いて体幹トレーニングするくらいでしたけど、ここではいろいろな器具を使って体のあらゆる部位を鍛えていく。寮には設備が整っていて、充実度は学生時代と全然違いますね。

――練習以外の部分で感じる「違い」はありますか。

谷本:大学でもずっと日本一を目指していたので、自分たちなりに高い意識を持って取り組んできたつもりですが、それは「国内で頂点を取る」というイメージでした。でもここでは、「世界」を見据えている選手がたくさんいます。世界レベルでトップを目指すというのは、とても刺激があります。

小暮:もちろんきついトレーニングはありますが、皆さん明るい雰囲気で取り組んでいるのが印象的です。やるべきことはしっかりやって、それでいて楽しみながらできるというのは、このチームのすごさかなと感じています。

――小金井での寮生活も始まりました。お二人とも初めての東京暮らしですね。

小暮:パンや甘いものが好きなので、カフェ巡りをしてみたいです。近所においしいベーグル屋さんがあるらしいので、とても気になっています。

谷本:静かでのんびりとした雰囲気の場所が好きなのと、大学がモーニングで有名な名古屋だったので、モーニングカフェの旅に出てみたいです!

小暮:モーニング、行きたーい!

谷本:今度一緒に行こう!

将来の目標に向かって、新天地での活躍を

――それでは最後に、実業団1年目の目標と、目指す将来像を教えてください。

谷本:昨年は5000mや10000mで自己ベストを更新できなかったので、まずはその壁を越えることが目標です。クイーンズ駅伝ではレベルの高いメンバー争いになると思いますが、その選考にしっかりと絡み、優勝に貢献していきたいです。

そして、将来はマラソンに挑戦したいと思っているので、走行距離を伸ばして、スピードも強化していきたいです。目標とする鈴木 亜由子(すずき あゆこ)選手と、まずは練習パートナーとして、一緒に選抜合宿に行けるように実力を上げていきたいと思っています。

小暮:今年の目標は、まず5000mと10000mで自己ベストを更新すること。大学時代は1500mや5000mを中心としていて、10000mを走る機会があまりなかったので、これからは距離を伸ばしていきたいと思っています。そして、「日本一を目指すチーム」の一員として駅伝もしっかり頑張りたいです。

将来的には、トラック種目で日の丸をつけることが目標です。先輩方の背中を追って大きな舞台で活躍する選手になって、私が先輩たちに憧れてきたように、いつか私も憧れられるような存在になれたらうれしいです。

髙橋監督「新しいメンバーを迎え、さらにチーム一丸となって努力していきます」

髙橋 昌彦(たかはし まさひこ)監督

2014年の創部以来、日本郵政グループ女子陸上部・POSTIESを率いる。創部10周年を迎えた2024年のクイーンズ駅伝では4度目の日本一を達成。また、9年連続でクイーンズ8入り(8位入賞・翌年のシード権獲得)という記録も更新中。

いつも多くの方々に応援をいただき、本当にありがとうございます。
2024年のクイーンズ駅伝では、レース前の劣勢予想を大きく覆す走りで、4年ぶり4度目の優勝を飾ることができました。たすきをかけたときの選手たちの勝負強さと、チームワークは見事でした。

2025年度は、大学時代にともに主将経験を持つ小暮選手と谷本選手を迎え、新たな布陣でシーズンを迎えます。特にクイーンズ駅伝においては、大会歴代2番目となる5度目の優勝を狙う挑戦者として、また大会が仙台開催になってから最多となる10年連続でのクイーンズ8獲得に向け、昨年同様チームワークを固め、一丸となって頑張ってまいります。

グループのさまざまな可能性を示す象徴として、われわれ日本郵政グループ女子陸上部は、各種競技会での活躍によって、お客さま、従業員の皆さま、そしてJP CASTの読者の皆さまに少しでも喜んでいただけるよう、これからも全力で走り続けてまいります。

引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

日本郵政グループ女子陸上部についてはこちら

未来へたすきをつなぐ 日本郵政グループ女子陸上部 連載記事一覧はこちら

JP CAST 公式アプリのダウンロードはこちらから!
JP CAST 公式アプリのダウンロードはこちらから!
            

#HOT TAG

カテゴリ

おすすめ記事